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日々の!や?を3分で

これからパパに内緒のことするの

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2月14日の前日の出来事

 

「ねぇパァパ、これからパパに内緒のことするの♡

 だからパパは少しあっちに行っててね」

と何だか嬉しそうに言う娘(当時3歳)。

 

妻からも、少しお出かけするよう示唆され、時期が時期だけに何をしようとしているか、何となく想像はつくのだが、とりあえず妻と娘の言うとおりにすることにした。

息子としばしの間、散歩を楽しみ、帰宅すると、娘が非常に満足気に迎えてくれた。どうやら「パパに内緒のこと」は終わったようで、「パパに内緒のことしたの!」と連呼している。

こちらも「パパに内緒で何したのかな?」と問うても

「内緒!」と頑なだ。

そんなやりとりを時々交わすうちに子供たちが寝る時間になり、娘に絵本を読んでいると、「ねぇ、パパ」と娘が小声で言った。

「な~に?」

「えっとね、ママと一緒にチョコ作ったの」

「あれ、内緒じゃなかったの?」

「うん、ママに内緒だよ」

どうやら本当は言いたかったが、内緒ということもあり、我慢していたらしい。何とも可愛らしいが、「ママに内緒」とする高等テクニックまで駆使するところに、娘の成長を不謹慎にも感じてしまった。

「分かったけど、内緒のことは最後まで内緒にした方が良いよ」

「うん」

そう言って、娘は夢の世界に落ちていった。

 

翌朝、妻と共に起きてきた娘。娘は大きな袋を抱えて、小走りでやってきて

 

「いつもお仕事ありがとう!

 バレンタインのチョコレートをどうぞ!」

 

予め想定していたことだったにも係らず、実際にその場面に遭遇すると

、、、ぐっとくるものがある

 

妻と娘による初めての手作りチョコ

 

どんなものだったかは内緒だが、忘れられない味となったことは確かだ。