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日々の!や?を、

お医者さんゴッコの効能

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娘(当時2歳)の好きなゴッコ遊びにお医者さんがある。きまって私の両親が買ってくれたオモチャのお医者さん道具を大事そうに抱え、「パァパ、お医者さんごっこしよ♪」とおねだり。そこでのやり取りはほぼ固定化していて、

 

 お医者さんゴッコのテンプレート

私「今日はどうしましたか?」

娘「おなかイタイの♪」

私「お熱はありますか?」

娘「あります!」

 (体温計を脇に挟む)

私「36度5分、お熱はないみたいですね。。。

  咳やお鼻は出ますか?」

娘「出ません!」

私「お口をアーンしてください」

 (喉を診る)

 「それでは、モシモシしましょうね」

  (聴診器を当てる)

 「もしもし~、もしもし~」

 (お腹を触診)

 「痛いところはありませんか?」

娘「痛くないです♪」

私「どうやら風邪のようですね。

  お腹のお薬を処方しますので、1日3回、ご飯の前に飲んでくださいね」

娘「はぁ~い♪」

私「どうぞ、お大事に」

 

このようなやり取りを、時に役を変えつつ、延々と繰り返す。何が楽しいのか大人には知る由もないが、本人にとっては何度遊んでも飽きないことらしい。そんなゴッコ遊びも、役に立つことがあるようだ。

 教訓:ゴッコ遊びは可能な限りリアルにすべし

ある時、娘が39度を超える熱を出した。じゃじゃ馬娘もこの時ばかりはぐったりしていて、親の問いかけにも反応が薄い。急ぎ娘を抱っこひもで抱え、地元のお医者さんに向かう。

 

どうやら風邪が流行っているのか、待合は親子連れで一杯だった。診察室からは子供鳴き声が聞こえ、部屋もやや重苦しい雰囲気が漂う。娘は待ち続けるだけでも苦しそうだが、名前は一向に呼ばれない。かれこれ一時間が経ったところで、ようやく声がかかった。

 

医師「今日はどうされましたか?」

私「今朝起きたら39度の熱がありまして、、、」

医師「では、少し診てみましょうね。

   お口をアーンできるかなぁ」

 (神妙に口を大きく開ける)

 

医師の指示に従順に従う娘。その後も、触診や聴診にも泣くことなく、大人しくしている。内心「娘エライ」と思っているうちに、ふと、「このやりとり、お医者さんゴッコに似てる」と気づいた。あまり手を抜くのも良くないと思い、私なりにリアリティを追求?してきた。それが功を奏したらしい(大げさ)。

仮想と現実

 そして最後に、

 

医師「ほかに痛いところはあるかな?」

娘「えーっとね、おなかイタイの♪」

 (あっ!)

医師「そうなの」

私「、、、実はいつもお医者さんゴッコをするときに、お腹が痛い設定でしてまして、、、多分これもそうだと思います、、、」

 医師「(苦笑)まぁ、本人がそう言っているのだから、信じてあげましょう」

 

その後、ベッドに寝かして、触診をしてもらい、娘はご満悦。結果は、特に異常なしだったが、まだ若いのに、デキた人だと感心してしまった。たとえ嘘だとしても、親として、まずは信じてあげないとね。そう反省して岐路に着いた。